177Lu-PSMA第3相治験結果が公表されました
2021年03月23日
去勢抵抗性転移性前立腺癌患者においてノバルティス社(スイス)が実施していた177Lu-PSMA-617による核医学治療のグローバル第3相治験結果が、本日、ノバルティス社から正式に発表されました。
主要評価項目と設定されていた全生存率と画像診断による無増悪生存率のいずれも、有意に良好であることが示されました。
できる限り早く、欧州とアメリカで、当局にこの結果を提出するつもりであると、ノバルティス社本社の責任者の弁として報道されています。
現在、本薬剤の国内開発が企図されており、国内開発に弾みが付くことを期待したいと思います。